旧所有者から新所有者へ車の譲渡が行われる際は「譲渡証明書」が必要になります。
今回は譲渡証明書の「入手方法」「書き方」「注意すべきポイント」を解説します。
また、今の車を新所有者へ譲り渡す前に「確認しないと大損するたった1つのこと」もご紹介しているので、ぜひ最後までお付き合いください。
譲渡証明書とは？どんな場面で必要？
譲渡証明書とは、売買や譲渡などで車の所有者が変わる際に「いつ」「誰が」「誰に」「どんな自動車」を譲渡したのか証明するための書類です。
具体的には下記のような場面で必要になります。
中古車を購入する時・車を売却する時はお店が「譲渡証明書」を用意してくれるため、自分で準備する必要はありません。
一方で、個人間で車の取引を行う場合は、旧所有者が「譲渡証明書」を用意して記入する必要があります。
譲渡証明書の入手先は「運輸支局の窓口」もしくは「国土交通省のHP」からの2択です。国土交通省のHPからなら、パソコンがあればすぐにダウンロードできます。
車の譲渡証明書の書き方
譲渡証明書は「車検証」の内容をもとに記載する必要があります。
ここでは「書き方のポイント」を3つご紹介します。
参考：国土交通省のHP
①車名には「トヨタ」「日産」など自動車メーカーを記入します。「アクア」「セレナ」など車種ではありません。
②譲渡年月日には契約を交わす日を書くのがベストです。「令和〇年○月〇日」という形で記載しましょう。
③実印の押印は旧所有者のみ必要です。新所有者は不要なので空白でOKです。
譲渡証明書の記入は必ず黒のボールペンで行ってください。
譲渡証明書と一緒に必要となる書類
車を譲渡する際は「譲渡証明書」に加え、下記の書類も用意しておきましょう。
- 申請書（OCRシート第1号様式）
- 車検証（有効期限があるモノ）
- 印鑑証明書
- 手数料納付書
- 車庫証明書（新所有者が用意）
- 自動車税申告書
また、代理人が申請を行う場合は「委任状」「実印の押印」が必要になります。
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