車を所有していると、毎年納めなければならない「自動車税」。
今回は「自動車税はいつまでに払うか」や「滞納するとどうなるか」を解説します。
また、家計状況が厳しくて自動車税がどうしても払えない時に「取るべきおすすめの対処法」もご紹介しているので、ぜひ最後までお付き合いください。
自動車税はいつ誰がいつまでに払う?
自動車税は、その年の4月1日時点で車を所有している方に支払義務が生じます。
4月下旬から5月上旬に、自治体から自動車の登録名義人に対して「納税通知書」が送られてくるので、金融機関の窓口やコンビニで納付するといった流れです。
納付期限は一般的に5月31日までとなっており、期限が過ぎると「納付期限から1ヵ月以内:年2.4%」「1ヵ月を超える滞納:年8.7%」の延滞金が課されます。
それでも納付に応じなかった場合は、今度は車検に通らなくなったり、給与や預金が差し押さえられることになるので注意が必要です。
自動車税 一覧 早見表
総排気量 | 自動車税額(自家用) |
1,000cc以下 | 29,500円 |
1,000超~1,500cc以下 | 34,500円 |
1,500超~2,000cc以下 | 39,500円 |
2,000超~2,500cc以下 | 45,000円 |
2,500超~3,000cc以下 | 51,000円 |
3,000超~3,500cc以下 | 58,000円 |
3,500超~4,000cc以下 | 66,500円 |
4,000超~4,500cc以下 | 76,500円 |
4,500超~6,000cc以下 | 88,000円 |
6,000cc超 | 111,000円 |
※エコカー減税を適用しない場合の税額
※参考:国土交通省 自動車税
自動車税は排気量に応じて課される仕組みで、上記を見ると分かる通り高額です。
もちろん、車を所有している期間はこの金額を毎年のように納めなければならず、余程の理由がない限り減免などは受けられません。
10年間所有した場合だと、コンパクトカー(1,500超~2,000cc以下)で「39.5万円」、セダン(2,500超~3,000cc以下)で「51.0万円」を支払う計算になります。
お金がなくてどうしても払えない時の対処法
自動車税を払うお金がないからといって、納付を無視するのは良くありません。
家計状況が厳しい際は、下記でご紹介する2つの対処法を試みるのがおすすめです。
1. 税務担当者に相談する
まずは税務署に行き、担当者に分割できないかと相談しましょう。一括払いが基本の「自動車税」ですが、相談することで支払回数を複数回に分けれる場合があります。
ただし、分割払いできるのは「失業中」「病気療養中」など正当な理由がある場合のみ。ただ単に「手持ちのお金が少ないから」という理由だけでは難しいでしょう。
2. 車を売却する
自動車税を払うのが厳しい際は、いっそのこと売却してしまうのもおすすめです。
車を売却すれば今後「自動車税」の支払義務はなくなります。また自動車税は1年分を一括で払うため、年途中で売った場合には「還付金」を受け取ることも可能です。
特にここ最近は「自動車税」に加え「ガソリン代」「メンテナンス代」も上がっていくばかりです。車が絶対的な必需品でない限り、売却は悪い選択肢ではありません。
そこで大切になってくるのが「車の売り方」です。
重要なポイント
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車の税金問題、後回しにしないで!
自動車税が払えないからといって、滞納し続けると「差し押さえ」のリスクがあります。事態を悪化させないためには「車の売却」を視野に入れると良いでしょう。
車を売れば、今後「自動車税」「自動車重量税」の支払義務はなくなります。どうしても車が必要な時だけ、レンタカー・カーシェアを利用するのがおすすめです。
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