婚姻期間中に納めた厚生年金の保険料を、離婚時に夫婦で分け合う「年金分割」。
専業主婦やパートなどで夫より収入が低い場合、必ず手続きしておきたい制度です。
ここでは、年金分割の「仕組み」「種類」「申請の仕方」などを分かりやすく解説!
また、持ち家がある方が「離婚前に必ず確認しておくべきこと」もご紹介します。
離婚時の年金分割とは?しないとどうなる?
年金分割とは、離婚時に婚姻期間中の「厚生年金」の納付記録を夫婦で分け合い、将来もらえる「年金額」を調整する手続きのこと。
例えば、結婚後も夫は「会社員」として働き、妻は「専業主婦」として家族を支えてきた場合、下記の赤色の部分が年金分割の対象となります。
ちなみに、年金分割は離婚によって自動的に行われる手続きではありません。
申請・請求しないと、将来受け取れる年金額が少なくなるので注意してください。
年金分割の種類!どっちを選ぶべき?
年金分割制度には「合意分割」「3号分割」の2つの種類があります。
1. 合意分割
合意分割とは、夫婦の合意に基づき厚生年金の納付記録を分ける方法で、「分割割合」も話し合いによって決められます。
合意に至らなかった場合、調停・審判など「裁判手続き」で決めるのが一般的です。
- 分割割合:上限50%
- 分割対象期間:婚姻期間全部
- 2008年3月31日前の期間も年金分割の対象
- 請求者が第3号被保険者(扶養に入っている人)ではない
共働きで、夫婦ともに厚生年金に加入していた場合は「合意分割」で分け合います。
額の多い方が額の少ない方に「差額分」を移すといった形です。
2. 3号分割
3号分割は、会社員や公務員の配偶者に扶養されていた人(第3号被保険者)が、請求できる分割方法のこと。
合意分割とは違い相手の「同意」は必要なく、請求者が単独で手続きできます。
- 分割割合:一律50%
- 分割対象期間:2008年4月1日以降で配偶者の扶養に入っていた期間
- 請求者が第3号被保険者である
婚姻期間中、ずっと専業主婦・扶養内パート勤務だった場合は「3号分割」のみです。
一方で、厚生年金に加入している期間、第3号被保険者である期間の両方がある場合は「合意分割」「3号分割」を併用する形になります。
年金分割の申請手続き・必要書類
3号分割の場合は相手の合意が必要ないため、複雑な手続きはありません。
必要書類を持参のうえ、年金事務所・年金相談センターにて手続きすればOKです。
合意分割の申請方法は下記を参考にしてください。
申請に必要な主な書類は下記の通りです。
- 標準報酬改定請求書
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 年金手帳または基礎年金番号通知書
- 婚姻期間が分かる書類(戸籍謄本)
- 年金分割の割合が分かる書類(公正証書など)
知らなきゃ後悔!離婚前に必ず確認すべきこと
一戸建て・マンションなど持ち家があるなら、離婚前に確認すべきことがあります。
それは「現在住んでいる家の価値」です。
というのも、持ち家は離婚時に夫婦間で最もトラブルになりやすい財産だからです。
夫に全てを任せると、都合の良いようにごまかされ、財産分与で数百万円単位で損することにもなり兼ねません。自分の目で家の価値を確認しておくことが重要です。
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特に「持ち家」は金額が大きいだけに、今後の方向性を決めておくことは重要です。
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